Rajaton コンサート&クリスマスマーケット @ 鶴見区民文化センター サルビアホール
こんにちは 今日(11月21日)は鶴見文化センター(横浜)のクリスマスマーケットで出品してきました。クリスマス…
2015.11.21 aikapaikka
こんにちは 今日(11月21日)は鶴見文化センター(横浜)のクリスマスマーケットで出品してきました。クリスマス…
2015.11.15 aikapaikka
Moi! こんにちは 今回もワークショップのお知らせです。アイカパイカでは11月22日に北欧展 in TOKY…
2015.11.12 aikapaikka
みなさんこんにちは! クリスマスも近くなってきましたね。今日は毎年恒例になりつつあるアイカパイカのヒンメリワー…
2015.10.29 aikapaikka
私は音楽に関しては色々聞く方で、ポップ、ロック、メタルやパンクなどいろんなジャンルが好きなのですが、最近は90…
2015.10.25 aikapaikka
みなさん、こんにちは! Moi! ラヤトンというフィンランドのアカペラグループをご存知でしょうか?もちろn私は…
2015.10.11 aikapaikka
今回のキャラクターはヨクサルについて。 ヨクサルはスナフキンの父でムーミンパパの昔からの友人です。原作ではヨク…
2015.09.23 aikapaikka
ムーミン谷はとても住むには静かな場所でしたので、警察の出番もあまりありませんでした。そのためオリジナルのムーミ…
2015.09.21 aikapaikka
ブラウン・グレーの色をしたジャコウネズミ(英語:ムスカラット)はとても特徴のある眉毛と口ひげを蓄えたキャラクタ…
2015.09.14 aikapaikka
9/15- 20日の期間、臨時的に出荷業務は中止となります、サイトでのオーダーは引き続き可能です。 その間に頂…
2015.08.23 aikapaikka
クッカヘヴォセット (Kukkahevoset、Flower Horses、ウミウマ)とはムーミン谷にすんでい…
2015.08.22 aikapaikka
エイ出版社から発売されている「暮らし上手」シリーズの最新刊、暮らし上手の定番道具で自宅が紹介されました。
2015.08.22 aikapaikka
フィンランドのナーンタリにあるムーミンワールドに足を踏み入れると最初に出会うキャラクターはなんとムーミン谷の魔…
2015.08.14 aikapaikka
ヘルシンキに行った事がある人はカムッピ(Kamppi)のショッピングセンターの隣にある不思議な木の建物を見た頃…
2015.07.18 aikapaikka
みなさん、こんにちは! 今日はアイカパイカの電子書籍出版サービス「nelikko / ネリッコ」より4つ目のデ…
2015.07.17 aikapaikka
今年の夏フィンランドに旅行を計画中の人はいますか!?フィンランドに夏に行く際には是非ヘルシンキのマーケットスク…
2015.07.13 aikapaikka
コルケアサーリ (Korkeasaari)について知っていますか?コルケアサーリ島はヘルシンキ動物園がある場所…
2015.07.07 aikapaikka
こんにちは! 学研ムックの大人のたしなみシリーズ「サウナの教科書」でネリッコの「フィンランドのサウナ」が紹介さ…
2015.07.02 aikapaikka
フィンランドでは最近ウォールペーパーがインテリアマガジンなどで特集されるようになりました。もちろん、デザインが…
2015.06.13 aikapaikka
私達の電子書籍出版サービスのネリッコから「Helsinki with Kids」(英語版)が発売となりました!…
2015.06.06 aikapaikka
フィンランドにやってくる世界中のムーミンファンにとってナーンタリにあるムーミンワールドは観光のハイライトである…
アイカパイカのアンナです。このサイトではフィンランドのカルチャーやブランド中心にブログをしています。フィンランド語会話も行っています。
ティモ・サルパネヴァ (1926-2006)
ティモ・サルパネヴァを抜きにしてフィンランドデザインを語ることはできません。1948年にティモはグラフィックデザイナーとして学校を卒業し、スチールのポットからプリント柄のファブリックまで様々な素材を使う事のできる万能なデザイナーとなります。彼は1954年と1957年のミラノトリエンナーレにてグランプリを受賞しており、 ロンドンロイヤルカレッジオブアートにて1967年に名誉博士となり、1976年にはヘルシンキ大学のアート&デザイン学部の教授になっています。しかしながら彼が最も愛したのはガラスデザインであり、国際的な名声を獲得したのもそのガラスデザインでした。
ティモのガラスデザインでのキャリアがスタートしたのはイッタラのデザイナーとして雇われた後、リーヒマエン・ラシのデザインコンテストで認められてからとなります。その後すぐに1954年のミラノトリエンナーレに参加し、グランプリを受賞します。サルパネヴァのオルキデア(Orkidea)はその年の”最も美しいもの”としてアメリカの”House Beautiful”マガジンによって選ばれました。そして、また彼の国際的な名声も高まってきます。
オルキデア(ラン)の本当の名前の由来について、戦後フィンランドの人々はその実用的でない形を笑い、これで何が出来るのか??それでは白いランを一つでもさしておこう、、という事から来ているのです。しかしながらオルキデアが国際的な名声を得るとともに、その名前の由来は誰も気に留めることはありませんでした。
1954年にはランセッティ(Lansetti)やカヤッキ(Kajakki)等の名作を発表します。2000年の始めにはカヤッキは200000ユーロ(2200万)という驚きの価格でサザビーズのアークションで落札されます。
サルパネヴァの初期のデザインキャリアはアートガラスのデザインに集中していました。そして実用的なガラスをデザインするのは1960年代に入ってからです。イッタラで実用的なガラスデザインを行うと同時に会社には多大なる影響を与えました。彼は全く新しい生産方法を生み出し、新しいアイテムや考え方を創り出しました。1964年にはサルパネヴァはフィンランディアシリーズを滑らかでない表面の構造で造り、その氷のような荒い表面の仕上げはイッタラの後年のトレードマークとなります。イッタラのiマークのロゴを創ったのも彼でした。
サルパネヴァの人生とデザインに対する考えは彼自身の言葉から知る事ができます。
”ろうそくの形は一時的なものである、ろうそくの人生の目的はそれ自身を燃やすことで光を与える事である…人生と時間は他の何よりも今現在を愛するべきだと言う事を私たちに教えてくれる。誰もどれくらい生きる事が出来るか分からない、しかしすべての人はそれぞれの人生をろうそくのように生き、周りをその光りで照らし暖かさを与えるのだ”
サルパネヴァにとってこの瞬間に生きる事と美しさはすべてであったのです。
It is impossible to talk about Finnish Design without mentioning Timo Sarpaneva. Timo Sarpaneva graduated as a graphic designer in 1948, and became a versatile designer who was confident working with various different kinds of materials whether he was creating steel pots or print fabrics. He was awarded with a Grand Prix in Milano triennale`s twice (in 1954 and 1957), became the Honorary Doctor in London Royal Collage of Art in 1967, as well as a professor at the Helsinki University of Art and Design in 1976. It was however with glass that Sarpaneva most loved to work with, and it was with glass that Sarpaneva gained his biggest international triumphs.
Timo Sarpaneva`s career in glass started as he got recognized in a design contest organized by Riihimaen Lasi, after which he was hired as Iittala`s designer. Soon after Sarpaneva took part in Milano triennale in 1954, where he won the Grand Prix. Sarpaneva`s “Orkidea” was chosen as “the Most Beautiful Object of the Year” by American “House Beautiful”-magazine, and Sarpaneva`s road to international fame started.
“Orkidea” (orchid) actually got its name, when people in the post-war Finland were laughing at its impractical shape that could only fit one flower. “What can you do with this thing?” was often asked, and the reply was: “let`s just stick a white orchid in it”. Well, after “Orkidea” rose to international fame, nobody was wondering anymore.
By 1954 Sarpaneva had also produced “Lansetti” and “Kajakki” masterpieces. In the beginning of 2000 “Kajakki” was sold with an astronomical price of almost 200 000 euros in Sotheby`s Auction house.
Sarpaneva` s early design career in glass was focused on art glass, and he started to design utility glass only in 1960s. While designing utility glass at Iittala, Sarpaneva also influenced tremendously he way of working at the company. He created new production methods, totally new types of items and new ways of thinking. In 1964 Sarpaneva created “Finlandia”-series with an unsmooth ice kind of structure, (opposite to the smooth glass surfaces of that time), and this ice-like rough surface became Iittala`s trademark for years to come. Timo Sarpaneva also created iittala`s i-logo.
Timo Sarpaneva`s approach to life and design can be best described by a quote from the designer himself: “The shape of a candle is momentary. The purpose of a candle`s life is to burn itself up and to give light…life and time teach us to love the present moment more than anything. Nobody knows how long one will live, but everybody must live their lives like a candle, lightening one`s surroundings and giving warmth.” For Sarpaneva, beauty and living in the moment was everything.
Sources: Maailman kaunein: Suomalaisen lasin kultakausi 1946-1965
Avotakka (October 2009), Avotakka (November 2012)